2020年2月26日水曜日

アイピースのキャップ

細かいことですが、ないと困るものなので。

iPhoneをスコープに接続するため、アイピースにデジタルカメラアダプター『DA-10』を取り付けて、アダプターリング『AR-30』をつけると、のぞき口がぽっかりと開いたままになってしまいます。
これでは、収納して持ち運びできません。

メーカーは撮影が終わったら、付属の目当てゴムに戻すことを想定しているのでしょうか?
ただでさえ展開に時間がかかるデジスコ装備、少しでも手間を省きたいので、そんなことしてられません。

ということで、何か適当なものはないかと探して見つけたのがグロメットです。
(メーカーによってはゴムブッシングなどと名称は変わりますが)
おそらく、どこのホームセンターにも置いてあると思います。


表示サイズが24mmとか25mmといったあたりのものがちょうどいいのですが、メーカーによって各部のサイズが違うので注意が必要です。

表示サイズの24、25mmというのは、図の∅Cの径のことで、キャップに使うには関係ありません。

大事なのは∅Bです。
この部分の径が28mmでなければなりません。
表示サイズが25mmであっても、この部分が32mmといった製品もあります。(ホームセンターの電材売り場によく置いてあるELPAのものが32mmです)

さらに、同じ28mmであっても、微妙な形状の違いで収まり具合が違ってきます。
左のもののほうが、上図でのHの高さがあって保持力が強いです。

いくつか試してきましたが、このメーカーのものがしっかりはまります。
(製品の袋に「外径31mm」と記載されていますが、上図での∅Aのことで∅Bは28mmです)




さて、この“キャップ”ですが、個人的な不注意から、よくなくします。
抜け落ちてなくすのではなく、このように雲台に置いたのを忘れて、機材を担いで移動してしまい、後になって「あれ?ない!」となるのです。



そこで、DA-10にワイヤーでくくりつけることにしました。


……いえ、ワイヤーは個人的な嗜好です。
そこまで強度は必要ないので、よくあるストラップ取り付け用の紐で十分です。