大阪自然史フェスティバル2023でPROMINAR / Kowaがブースを出展していたので、9月に発売されたばかりのTSN-66を見てきました。
●サイズ感
仕様では全長が310mmで、664Mの312mm、774の304mmとそれほど変わらないのですが、見た目の印象では、それらより一回り小さく感じます。
アイピース(TE-11WZⅡ)を取り付けた状態で持たせてもらいましたが、普段使っている774と比べると、とても軽く感じました。
(仕様の重量は66が1,135g、664Mが1,020g、774が1,330g)
●試し撮り
iPhone 14 Pro Maxで撮影してみました。
天気は晴天。
比較のため、TSN-99で撮影した写真もあわせて載せていきます。
メインカメラ(1x)
ケラレは99と変わりません。メインカメラ(2x)
望遠カメラ(3x)
続いては、TSN-66で日陰を撮影してみました。
メインカメラ(1x)
望遠カメラ(3x)
雲台の動く範囲で一番暗そうなところを望遠カメラで撮ってみました。
さすがに厳しく、ピントのピークが出ませんでした。
TSN-66に1.6xエクステンダーTSN-EX16が装着された状態でも展示されていたので撮影してみました。
メインカメラ(1x)
望遠カメラ(3x)
望遠カメラでも暗めのところを撮影してみましたが、厳しいです。
当然、TSN-88も展示してありました。
こちらのアイピースはTE-80XWが取り付けられてありました。
メインカメラ(1x)
さすが広視野アイピース、ケラレがわずかです。やはり歪みは出ますが、これだけ広視野なアイピースでここまで歪みが抑えられているのは他にないのでは?
また、対象が自然なら、まず気になることはないと思います。
望遠カメラ(3x)
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さて、TSN-66ですが、十分にメインのスコープとして使える実力を持っていると思いました。
660Mシリーズからの乗り換えはもちろん、770シリーズから乗り換えても問題なさそう。
770を凌ぐ描写力なのに、より軽量でコンパクト。お値段はちょっと高くてもアイピースが使いまわせるとなると、かなり魅力的なスコープだと思いました。
(*ちょっと触った程度なので断定は避けてます)
(*個人的な見解ですが、66は660Mの後継ではないのでしょう)
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