すべてのスマートフォンでスマスコを!と、スマスコプレートをつくったはいいけど、プレートとスコープを接続するのに、いちばん使われるであろうKowaのアダプターリングがTSN-IPシリーズにしか同梱されておらず、個別で買うことができません。
また、このアダプターリングはiPhone 4の時代に造られたもので、昨今の大型化し重量も増したスマートフォンを接続するには頼りないです。(って、実はiPhone 4も今のSEと同じくらいの重さだったんですけどね)
そういうこともあり、スマスコプレートとスコープを接続するためのホルダー『アイピースホルダー 【Kowa TE-11WZ, 80XW, 17W用】』を3Dプリントでつくることにしました。
ホルダー本体とアウターリングの2つのパーツからなります。
ホルダーをアイピースの目当てゴムに押し込んで、アウターリングを回して固定するという構造です。
●取り付け方
・使用する前に、アウターリングをホルダー本体に通しておきます。
ホルダーの前(対物レンズ方向)からアウターリングを回しながら入れます。(ホルダー本体の先端の縁はねじ山ではありません)
※ねじは傾いた状態で回さないでください。一度、反時計回りに回してみて、ねじ山が噛み合う箇所を探ってください。
決して、無理に回さないでください。
『Kowaのスコープでスマスコをキレイに撮るTips』で書いた通り、Kowaのアダプターリングでは、キレイに撮ろうとすると目当てゴムのツイストアップを調整する必要がありますが、このアイピースホルダーはアイピースの奥まで押し込めばツイストアップを伸ばすことなく適切な位置になるように調整してあります。
ですが、これはiPhone 14 Proを基準に最適化してあるので、他の機種では、もう少し調整したほうがいい場合があるかもしれません。
その場合は、下の型紙を使って、厚紙やプラ板、ゴムなどでスペーサーを作り、ホルダー内側に貼り付けてください。
(タップ・クリックで実寸表示 / 3つとも同じ大きさです)
0 件のコメント:
コメントを投稿