前回書いたように、iPhoneのカメラ性能が、これまでのような望遠レンズの解像度を上回ってしまったため、iPhone 5になると、そのような望遠レンズキットは、もう買う気になれませんでした。
それでも何か倍率の高いレンズを取りつけられないかと思い、家庭用ビデオカメラのテレコンバージョンレンズを取り付けてみようとか、一眼レフのレンズを取り付けようとか(確か、そんなアダプターがあったと思います。ン万円したかと)、そんなことをぼんやり考えていた頃、この記事に出会いました。
NIKKEI STYLE『iPhoneで迫力のスポーツ写真 双眼鏡を活用 報道カメラマンのiPhone撮影塾』
これなら、ちゃんとした望遠撮影ができそうだ!
ちょっと試してみるか。双眼鏡とはいえ5万円近くもするけど、ダメだったら“普通”に双眼鏡として使えばいいし……ということを考えていたのは覚えているのですが……。
〜自己回想〜
この当時、自分が何を思って5万円近くもする双眼鏡を買ったのか、どうもはっきり思い出せない。
『〜私の遍歴1/iPhone 3G〜』編の時に書いたけど、高校生の時以来、随分長いこと飛行機から遠ざかっていた。
それなのに、当時の私はiPhoneで飛行機を撮影したいと思ったのか?
ブログのネタ程度の気持ちだったのか?
でも、望遠撮影と言ったら自分の中では飛行機撮影しかないわけで……。
ともかく、双眼鏡と取付け用のフォトアダプター(TSN-IP5)を買いました。
それが、冒頭の写真。
この双眼鏡で、野鳥を撮ったり
と、楽しんでいたのですが……
いよいよ本番(?)、ブルーインパルスの撮影で、ケチョンケチョンに打ちのめされました。動きについていけず、ピントも合わせられないないわ、追いかけ回しているうちに双眼鏡に取り付けたiPhoneがズレてくるわ、一脚を使って撮影していたのですが、気がつけば一脚の脚が地面から浮いていて意味をなさなくなっているわで、予行・当日の二日間で4,000枚以上撮影したのですが、一枚も納得のいく写真が撮れませんでした。
我ながら、この時点で無理だと思わなかったのだろうか?
このとき考えたのが、「まだもう一段階、上がある!」ということでした。
そう、フィールドスコープです。
こうして、私のiPhoneデジスコ 〜 iPhone DigiScoping 〜 がはじまったのです。
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