まずはiPhoneのロックを解除しましょう。
ロックを解除……あ、Face ID。
こう、首を傾げて、ちょっと上半身もひねって頭を横にして……解除できた!
って、何しとんねん!
さて、
撮影をはじめる前に、まずはデジタルカメラアダプターDA-10の調整を。(詳しくはこちら『接眼レンズとiPhoneの距離を調節する』)
真っ青な青空を撮影して確認してみます。
・アイピースTE-17W x iPhone XS Max広角カメラ
微妙なところですが、これくらいが一番フラットな(影ができない)ところかな。
7 Plusよりは良さそう。
・アイピースTE-11WZ x iPhone XS Max広角カメラ
相変わらず、これでは空は撮れない。(撮影日はTE-17Wとは違います)
・アイピースTE-11WZ x iPhone XS Max望遠カメラ
写真はTE-11WZですが、TE-17Wでも、望遠カメラ側は、まあ良いでしょう。(これも撮影日は異なります)
iPhone 7 Plusの広角カメラ(35mm版換算で28mm)の場合、アイピースTE-17W使用時でデジタルズームを1.2倍にしていました。
ところが!iPhone XS Maxでは、広角側が26mmになってしまいました!(何しよるねん!Apple)
それでも、調節してみるとデジタルズーム1.2倍でケラレがなくなりました。
「なんだ、変わらへんやん」と撮影していると……
あ……
iPhoneのフォーカス位置によっては、ケラレが出てしまうのでした。
どれくらい変化するのか、マニュアルでフォーカスを動かせるアプリ(ProCam 6)で確認してみました。
デジタルズームは1.2倍にしています。近くにフォーカスを合わせるとケラレは出ませんでしたが、遠くのほうにフォーカスを合わせるとこれだけケラレが出ました。
TE-11WZ(60倍時)も、これまでの1.1倍から1.2倍になりました。
調整が完了して、実際に撮影をはじめてみると……
えっ?!
バーストモードが〜〜〜っ!!
と、すぐに違いが表れました。
操作自体は変わっていません。
標準カメラアプリで、画面のシャッターボタンをタップして押さえたまま、または、ボリュームボタンを押したままにしていると連写できます。指を離すと停止します。
変わったのは挙動です。
シャッターを押してホールドしていると、まず1枚だけ撮影されて、一拍置いたのち連写がはじまります。
「カシャ…カシャシャシャ」
といった具合です。
iOS 12になって変わったのかと思いましたが、7 Plusでは以前と変わらず連写がはじまるので、XSの仕様のようです。(スマートHDRに関係しているのか?)
いろいろと設定を変更してみましたが、変わりませんでした。
1枚目が撮影されて連射が始まるまでに、一瞬、途切れるので、その間の瞬間を逃すことになります(1コマか2コマ分くらい?)。しかし、これが悪いとも言い切れなくて、けっこう、この1枚目が決まってたりするんです。
そのほかの撮影時の挙動については、これまでと違いは見受けられません。
オートフォーカスが機敏になったように思いますが、だからといって、ピント合わせが楽になったわけではありません。
ニューラルエンジンも鳥の顔認識はしてくれないので、スコープでピントのコントロールが必要です。
横向きの写真では、表示領域はiPhone 7Plusとそれほど変わらないですし、有機ELといえど、順光下(=光が画面に当たる)では見にくいのは変わりません。
逆に、指紋が目立って気になるようになりました。(これは保護フィルムのせいかもしれませんが)
また、周囲が静かで、ほかの撮影者がいるような状況では、やはりシャッター音が気になります。
私は、以下のように設定して、
設定>一般>アクセシビリティ>左右チャンネルのオーディオバランスを右(その逆でもいいですが)
ノッチ部のスピーカーを粘着ラバーで塞いでいます。
完全に消音できるものではありませんし、オーディオバランスを右に振っても、左からも小さいながら音が出ているようですが、それでもシャッター音が小さくなります。次回は、
iPhone XS Maxでスマスコ - 3 〜写真〜
iPhone XS Maxでスマスコ - 1 〜フォトアダプターを作る〜
iPhone XS Maxでスマスコ - 4 〜スマートHDR〜
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