2017年8月7日月曜日

接眼レンズとiPhoneの距離を調節する

前回書いた通り、接眼レンズに装着した『デジタルカメラアダブター TSN-DA10』のインナーに、iPhoneを接続したアウターアッセンブリーをかぶせて、それを前後させて接眼レンズとiPhoneとの距離を調節します。

この調節でケラレをなくすことはできません。
あくまで、周辺減光をなくし(減らし)、クリアーな画像にするための調節です。
これが、ミリ単位の微妙な調整が必要で、加えて、この時点でiPhoneを水平になるように固定しなければなりません。


私は、青空を撮影して調整しています。
アウターアッセンブリーを最前部(または最後部)にセットして、

徐々に動かしていき、“影”が無くなるところで固定します。
そこで、一度、その空を撮影して確認します。

その時、選択して拡大された写真ではなく、下のサムネイルを見て確認しています。
小さい画像のほうが、影が分かりやすいのです。


ズームアイピース『TSN-11WZ』では、どうしても“影”が取れません。
iPhoneでは、どれだけ微調整しても、これが精一杯です。

それでも、森や林の中で木にとまっている鳥を撮る分には気にならないのですが……

これでは飛行機は撮れません。(まあ、倍率的に飛行機を撮るものではありませんが)
(この時は遠かったので、やむなく使ってみた)

2017年7月21日金曜日

iPhoneをフィールドスコープに接続する 〜デジタルカメラアダプター TSN-DA10〜

前回も書いた通り、フィールドスコープにiPhoneを接続するのに、接眼レンズの目当てゴムに押し込むだけではクリアーでシャープな画像は得られません。
この方法は、「脱着が簡単で手軽に観察と撮影を切り替えられる」とのことですが、観察もiPhoneの画面で見たほうが綺麗で見やすいですし“楽”です。
それなら、はじめからしっかりとスコープにiPhoneを接続したほうがいいと思うのです。

そこで必要になるのが、この『デジタルカメラアダブター TSN-DA10』です。

この『デジタルカメラアダブター』なるもの、どんな役割があるかというと、
・iPhoneの確実な固定(のための土台)
・iPhoneと接眼レンズとの距離の調節
……です。
この“距離”がとても重要で、この距離を調節することによって周辺減光をなくし(減らし)、シャープでクリアーな写真が撮れるようになるのです。


構造はというと、アルミ合金製の“筒”で、インナーとアウターの二重構造、それを固定するためのネジの3点です。


ただ、この『デジタルカメラアダブター TSN-DA10』だけでは、iPhoneを固定できません。
もう一つ、いわば蓋となる『アダプターリング TSN-AR30』という部品を別途購入しなければなりません。
中心の穴の外周にはネジが切ってあり、TSN-IP5/6/7を装着したiPhoneを確実に固定できます。

このアダプターリングがないと接続できないのに、なぜこれが別売りかというと、このネジ径(中心の穴の大きさ)が接続するカメラにより何種類もあるからで、そのうち、iPhoneに合うのが30mmの『TSN-AR30』となるわけです。(個人的には、それならTSN-IP5/6/7側に付属してもらいたいと切に思う)


これでフィールドスコープとiPhoneを接続するためのパーツが揃いました。
構成と取り付け方は、このようになります。
・まず、接眼レンズの目当てゴムを取り外します。
・そこに、デジタルカメラアダプターのインナー(1)を取り付けます。
・デジタルカメラアダプターのアウター(2)に、アダプターリング、iPhoneを取り付け、デジタルカメラアダプターインナー(1)にはめ込みます。
・周辺減光がなくなる(または最小になる)ように、アウター(2)を前後に動かし調節し、ネジ(3)で固定します。


次回は、このDA-10の調節について。


2017年6月11日日曜日

iPhoneをフィールドスコープに接続する 〜iPhone用フォトアダプター TSN-IP7〜

スマートフォンをフィールドスコープに接続するためのアダプターは、ビクセンやケンコーからも汎用性が高そうな製品が販売されていますが、KOWAのアダプターは、見ての通りケース状になっているので、汎用性はありませんが、シンプルかつ確実に固定できます。

KOWA
現在、iPhone 5/5s/SE,6/6s,7用と、GALAXY用が販売されています。

Kenko『SNAPZOOM II』
http://www.kenko-tokina.co.jp/optics/binoculars/accessory01/4961607797549.html

ビクセン『ユニバーサルデジタルカメラアダプターII』
https://www.vixen.co.jp/product/at/acc/391974.html


●パッケージ内容
5/5s/SE、6/6s、7用共に、パッケージ内容は同じです。


●ケース部は、iPhone 5、6用がいわゆるハードケースで、7用はプラスチックと硬質なゴムとのハイブリッド構造です。

・TSN-IP6(6/6s用)

・TSN-IP7(7用)


●プレート部は、おそらくアルミ合金製で、光学機器のクオリティー。
6/6s用は、ケース上部とプレートとの間に隙間ができてしまっているので、何かで塞いだほうがいいと思います。


●付属のアダプターリングは、大きい方がフィールドスコープ用、小さい方が双眼鏡用です。(それぞれ、すべての機種に接続できるわけではありません)これも、おそらくアルミ合金製。

このアダプターリングを、双眼鏡やフィールドスコープの目当てゴムに押し込むだけで簡単に取り付けられます。


双眼鏡へは、このアダプターリング以外に接続方法はありませんが、フィールドスコープへは、もっとしっかりとした接続方法で取り付けます。
このアダプターリングでの取り付けは簡易的なもので、周辺減光が出てしまいますし、画像のシャープさにも欠けます。

確実な固定と、良好な画像を得るためには、もっとしっかりとした器具で接続します。
それを次回に書いていきます。


さて……
私は現在、iPhone 7 Plusで撮影しています。その前はiPhone 6 Plusでした。
結局、メーカーからは6 Plus用アダプターは発売されなかったので、自分で作りました。
7 Plus用も、発売されることはないと考えています。
だから、こちらも作りました。しかも、広角カメラ用/望遠カメラ用と2つ。
詳細はこちら。
iPhone 7 Plus用フォトアダプターを作る - 1
iPhone 7 Plus用フォトアダプターを作る - 2