シンプルなiPhoneの標準カメラアプリも、気がつけばずいぶんと設定項目が増えました。
12 Pro Maxになってから、はじめて使う機能もいくつかあるので、あらためて設定を見てみたいと思います。
●フォーマット
「高効率」と「互換性優先」とがあります。高効率はHEIF(.HEIC)、互換性優先はJPEGで保存されます。
画質の差は見分けがつきません。それでいてHEIFは、ファイルサイズが小さくなります。場合によっては半分ほどになることもあります。
ただ、PCのTwitterからアップできないなど、いまだに対応していないサービスがあり、使い勝手が悪い場面もあります。
高効率にしていても、バーストモードではJPEGで保存されます。
・Apple ProRAW
ここでオンにすると、カメラアプリでProRAWのオン/オフを切り替えるボタンが表示されるようになります。
●ビデオ撮影/スローモーション撮影
iOS 14から、カメラアプリでもビデオの画質を変更できるようになりましたが、6つのフォーマットを1タップごとに切り替えていかないといけないので、ここでメインに使う画質を決めておいたほうがいいでしょう。
HDRビデオは、まばゆいばかりに輝く動画が撮れます。
●ステレオ音声を録音
オンにしても、QuickTakeで撮影されたビデオはモノラルになります。
●音量を上げるボタンをバーストに使用
iPhone 11以降と一部の機種では、シャッターボタンの長押しはバーストモードではなくビデオが録画されます。(QuickTake)
ボリュームボタンも同様の動作でしたが、iOS 14のアップデートで、この設定項目が追加されました。
●フレームの外側を表示
(このスクリーンショットはスコープに接続した状態ではありません)
はじめて使う機能ですし、オンにして撮っていたのですが、どうもバッテリーの消耗が早くなるような気がしました。撮影で使うカメラ以外に、常に余分なカメラを動かしているからかもしれません。
そもそも、スコープにつけると撮影に使うカメラ以外は隠れてしまうので意味がありません。
上のスクリーンショットで半分だけ外側が表示されていないのは、超広角カメラが半分以上隠れているから。
そしてもう一つ重要なポイントですが、これをオンにするとDeep Fusionが機能しなくなるそうです。
●シーン検出
結局は、手動で顔(目)にピントを追い込まないといけないのは変わらないのですが、気のせいか、最近ちょっと賢くなったように感じます。
●スマートHDR
この設定画面でオフにすると、スマートHDRが使えなくなるわけではありません。
ここでオフにすると、カメラアプリ内でスマートHDRのオン/オフを切り替えられるボタンが表示され、状況に応じて使い分けられるようになります。
ただ、Apple ProRAWをオンにすると、スマートHDRのボタンが一段深い階層に追いやられてしまうので、ここでオンにしておいてもいいと思います。(私はオフにしていますが……)
Deep FusionやスマートHDRは、動きの大きな被写体では合成がうまくいかないこともあります。
iPhone 12 Pro Maxでスマスコ
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