2019年4月21日日曜日

スマスコでバードウォッチング?! LINNÉ LENS

iPhoneをかざすだけで、生き物の名前を教えてくれるアプリです。



1.0.11のアップデートで日本の野鳥に対応した時に、このアプリを知り(教えてもらい)ました。
上のスクリーンショットが、そのアップデートのプレスリリースなのですが、この写真を見て「iPhoneでこの大きさで写すには30倍は必要w」とか「認識する前にどっか飛んでくw」とか茶化していました。
しかし、「待てよ?オレ、できるやん!」と思い、試してみることにしました。


認識は瞬時です。(すみませんでした)
鳥が飛んできて、スコープのピントを完全に合わせる前から認識しました。

姿を完全に捉えれば、ほぼ正確に認識するようですが、後ろ向きだったり、一部が隠れていると精度が落ちるようです。

こちらは、複数の名前を同時に表示する『マルチ』モード。

そして、なんとオフラインでも使えます!
上のスクリーンショットを見てください。機内モードになっています。


認識した種は『ヒストリー』で確認できます。

ヒストリーのサムネールで表示される写真は変更できます。これらの写真は、認識した時に自動で保存されるようです。

ヒストリーの中には、誤認識したものもありますね。
なるほど、見えなくもない。

認識精度は、今後のアップデートで、どんどん高まっていくのでしょう。(いや、これはこれで楽しいのだが)

写真右下の虫メガネのアイコンをタップすると、Googleイメージ検索ができます。

イメージ検索といっても、写真から検索しているのではなく、名前から検索するので、識別された種が誤認識かどうか判断できます。

『ツリー』では、系統樹で見つけた種がどういう属性なのか確認できます。


無料では1日10種までしか認識できません。

前述の通り、あらぬものを認識してしまうので、10種はあれよあれよと消耗してまいました。


アプリ内課金で『PRO』版にアップグレードすれば、制限がなくなります。
以前はサブスクリプションだったのですが、1.0.13でのアップデートで買い切り(執筆時¥480)になったので、一度購入すれば、以降、ずっと制限なしで使えます。


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半信半疑で試してみたのですが、これは楽しい!
名前が分かっていても、使いたくなります。
探鳥会を主催する方は、とりわけ子供が参加するよな時には、スコープにiPhoneをセットして、ぜひともこのアプリを使っていただきたい。
観察してる時も楽しいし、観察を終えてからも、きょう見つけた鳥のことを詳しく調べることもでき、よりいっそう興味を持ってくれるのではないでしょうか。

2019年3月30日土曜日

『iPhone用レリーズ取付ホルダー』の組立てと取付け

iPhone標準カメラアプリのバーストモードは、イヤフォンのリモコンを使ったシャッター操作では動作しません。リモコンのボタンを押し続けても1回シャッターが切れるだけです。
バーストモードで撮影するには、ディスプレイ上のシャッターボタンを押し続けるか、本体のボリュームボタンを押し続けるしかなく、どうしてもiPhoneに触れていなければなりません。そのためブレが発生してしまうので、高倍率の望遠撮影では使えません。

そこで、本体のボリュームボタンをレリーズで押せるようにするためのパーツを3Dプリントで作成して、これまで使ってきました。(詳細『レリーズ』)

これをブラッシュアップして、DMM.makeのマーケットプレイスで公開することにしました。
*3Dプリントの実費が必要です。

i.S.O. DMM.make クリエイターズマーケット

iPhone用レリーズ取付ホルダー(iPhone XS Max, Plus系用)
iPhone用レリーズ取付ホルダー(iPhone 7, 8, X / XS用)
の2タイプありますが、基本部分は同じもので、違いはケースへの取り付け面の長さだけです。
KOWAのiPhone用フォトアダプターTSN-IP7には、『iPhone 7, 8, X / XS用』が取り付けられます。
TSN-IP5, 6にはどちらも取り付けられません。
iPhone Plus系、X系は、それ以前にフォトアダプターを自作する必要があります。フォトアダプターを作成しましたら、末尾の寸法を記した写真を参照して、どちらかを選んでください。
*参照
iPhone 7 Plus用フォトアダプターを作る - 1
iPhone XS Maxでスマスコ - 1 〜フォトアダプターを作る〜

ケースに取り付けるには加工が必要なため、なるべく詳細に説明したいと思います。


●用意するもの
エツミ『ニューライカリング(ライカ用レリーズアダプター)』


キャップ小ネジ または なべ小ネジ M2 x 6mmM2ナットそれぞれ2個
さら小ネジ または 超低頭小ネジ M2 x 4mmM2ナットそれぞれ2個
ネジはステンレスのほうが見栄えがいいです。


●部品構成


●組み立てる前に
DMM.makeの素材で想定しているのが、ナイロン(ブラック)とMJF(PA12/PA12GB)のブラックです。特にMJFは精度も高くエッジも出ていて、そのうえ値段も安いのでオススメです。
ただ、MJFでは、こまかい隙間にパウダーが残っていることがあるので、それを取り除かなければなりません。

・写真はMJF(PA12)のナチュラル。場合によっては、パウダーがネジ穴を塞いでいることも。

・MJFのブラックでも、パウダーが詰まった上から塗装されているのでクリーニングします。ここが詰まっていると、ネジがナットに届かない恐れがあります。


●プッシュピンを磨く
『ニューライカリング』の内側が直径7.3mmなのに対し、プッシュピンは直径7.0mmでデータを作成しています。

しかし、3Dプリントの造形時の誤差によって、直径が大きくなることがあります。7.3mmを超えることは考えにくいのですが、もし、ニューライカリングに入れて動かないくらい干渉するようなら、紙やすりをかけて調整してください。
動きに問題がない場合でも、表面を目の細かい紙やすりで磨くことで、動きがスムーズになります。

本体とフタの、ピンが動く時に当たる部分もやすりをかけるといいでしょう。


●組み立て
・プッシュピンを収めたニューライカリングを本体にセットします。緩いようでしたら、両面テープで固定してください。しっかり固定されていないと、レリーズをニューライカリングにねじ込んだときに共回りして、うまく取り付けられなくなります。

・本体にM2 x 6mmのネジを通し、フタにナットを取り付けて固定します。

・ナットの向きに注意してください。角が取れている方が上(表側)になります。

●ケースへの取り付け
・ホルダーをボリュームボタンに合わせてケースに両面テープで仮止めして、ホルダーを取り付けるためのネジ穴の位置を決めます。
本当は、より光軸に近いプラスボタン側に取り付けるといいのですが、マナースイッチが隠れてしまうので、マイナスボタン側に合わせます。

下の写真ではドリルを使用していますが、ネジ穴の位置を決めるだけなので穴を開ける必要はありません。
ペンでマーキングしてもいいのですが、ケースが黒で色が分かりにくいため、ここではドリルで印を付けました。
*撮影のためドリルが寝てしまっていますが、垂直に当ててください。


・ネジ穴の位置が決まったら、2mmの穴を開けます。

・ケース内側にさら小ネジの頭が収まる穴を開けます。いえ、「穴を開ける」というより「穴を掘る」と表現したほうがいいでしょう。M2のさら小ネジの頭は直径4mmなので、4mmのドリルを使って「掘り」ました。
*決して貫通させないでください!!
ここでは電動ドリルは使わないほうがいいでしょう。時間はかかりますが、手で慎重に作業したほうがいいです。薄いプラスチック(ABS?)ですので、電動ドリルだと一気に貫通してしまう恐れがあります。
ルーターでもいいですが、とにかく慎重に作業してください。
ネジの頭が、ケース面より“わずかに”低くなるように「掘って」ください。
繰り返しますが、決して貫通させないでください!!
*超低頭小ネジを使う場合でも、ネジの頭が隠れるくらいの穴を「掘って」ください。

・M2 x 4mmのさら小ネジでホルダーを取り付け。

・ネジの頭がケースの面より下になっていればiPhoneに当たることはないのですが、念のため、ネジの頭を薄いシートなどで覆っておきます。
私は歴代iPhoneの余っている保護フィルムを使っているのですが、TSN-IP7は表面が梨地のため、すぐに剥がれてしまいます。ケースを装着するときに気をつけなければなりません。もちろん、接着してもいいです。
テープで覆うのもいいのですが、粘着剤がiPhoneにつく恐れがありますので気をつけてください。

●完成


●参考
iPhone XS Max, Plus系用とiPhone 7, 8, X / XS用のケース取付け部の寸法。(クリックで拡大表示)*取付け位置を示すものではありません。
3Dプリントの造形時の精度により、多少の誤差は発生します。

7/8Plusの望遠カメラに合わせてKOWA TSN-IP7のプレートを使いフォトアダプター(ケース)を作ると(右)、取り付ける幅が狭くなるため、7, 8, X / XS用を使わなければなりません。



2019年3月4日月曜日

CP+ 2019レポート

*注:フルサイズミラーレスとかはありません。

●KOWA
BK!125周年記念モデルのクロ。
で、何が125周年だって?


●Nikon
今回は双眼鏡と合わせて、目立つところにスコープが置かれていました。
やっと、ニコンのスコープに触れた!とは言うものの、撮影に気を取られて、フォーカスリングとか実機の操作感をチェックするの忘れてしまった。
スタッフの人に「ニコンはスマスコやらないんですか?」と聞いてみました。
歯切れの悪い返答が返ってきました。


あ、ビクセンのブース行くの忘れた。


●サイトロンジャパン
ドットサイト。ガチの銃器用のため、コンパクトでも屈強で重たいです。撮影機材にはオーバークオリティー?

フィールドスコープもありました。なんだか馴染みのある形……。

ユニバーサルスマートフォンアダプター。詳しい人が接客中とのことで説明は聞けず。


●カールツァイス
スポッティングスコープ。ズームリングが本体にある?!

iPhone用ブラケットアダプター(カタログより。展示なし)
でも、カールツァイスは直視型がないんだよな。


●ケンコー・トキナー
リアルプロクリップレンズ 8倍。後述するBEASTGRIPに気を取られ試し撮りを忘れる。
MILTOLフィールドスコープがない……。


●KAPKUR
長春日辰光電技術有限公司(Changchun Richen Optronics Co.)のブランドのようです。
このレンズが目にとまり、ちょっと立ち寄ったのですが、日本での展開はこれからのようです。
現在は、Amazonで一部製品が販売されているようです。

カタログの製本や製品パッケージもキッチリしていてました。
帰ってからそのカタログを見ていたのですが、レンズの装着がバヨネットだとか、このレンズ構造とか、もうちょっと詳しく探りたかった。


●miggo PICTAR / ShiftCam
ここは人がいっぱいで、ゆっくり見れませんでした。

PICTAR PRO。専用アプリによって、デジタルカメラのような操作ができるようになります。

スタッフの方に実機のデモを見せてもらいました。(これまで多くの人にデモしまくったであろう、スタッフの方の瀕死のiPhone💧)
これはアプリ次第で、まだ発展しそう。現状、デュアルカメラ搭載モデルではズームスイッチを操作しても、広角/望遠の切り替えはできないとのこと。

それよりも、帰ってからカタログを見ていたら、このシリコンファインダーが気になった。


●BEASTGRIP(ケンコー・トキナー)
iPhoneに一眼レフのレンズを取り付けられる『ビーストグリップ』とレンズアダプター『DOFアダプターMK2』。

キヤノンEFマウントがそのまま使えるとのこと。マウントアダプターをかませば、他のマウントも使えるそうです。

展示機に装着されていたレンズを標準カメラアプリで見てみる。天地は逆さまになります。ん?みんな触るから調整が狂ったのか斜めに傾いてる?
DOFアダプターMK2につきましては、メーカーサイトで詳細を確認しておきましょう。


えーとやねぇ、このビーストグリップのレンズ取り付け部、径は37mmでピッチが0.75だそうですよ。
それで、このDOFアダプターMK2を、なんとかしてビーストグリップなしにiPhoneに取り付けるんですよ。
それで、一眼レフのレンズを装着するんです。
それで、先ほどのPICTARを付けるわけですよ……ね?


工作に最適?